以前おすすめの本として紹介した藤田さんとワンセット、というか同時期に読んだ禅の本が「禅の知恵に学ぶー山下宗玄」です。禅、仏教の世界については藤田さんのを読んだ後にこちらを読み進めたので、用語や人物について確認しながら読めました。
こちらは全6章(回)に分かれていて、個人的にアシュタンガヨガの練習と重ねて読んだは第4回の「それと一つになる」です。
内容については触れませんが、うむ、うむ、なるほど、そうだなぁと首を何度も振っていたに違いない(もう忘れちゃった 笑)
で、こちらの本もNHK出版なのですよ。受信料のことは置いておいて(払ってますよ!笑)
この本はNHKの毎週日曜早朝の5時からやっている「こころの時代〜宗教・人生〜」という番組をまとめたものです。
いつもクラス前にこれを見て、最後まで見切れず後ろ髪ひかれながら家を出るのですが。
いつからかこの番組を見るようになって、で、結構こういうのが子供の頃から好きでして。山下さんの回も見ていて、山下さんのテレビ越しから放たれるなんとも強く、淀みなく、腹の座った存在感に惹きつけられました。
毎回一人の人物が取り上げられ、この本の著者の山下のような僧侶だったり、キリスト教の牧師だったり、安藤忠雄(著名建築家)氏、カウンセラー、宗教学者、脳科学者、、、日本人だけにも限らず様々です。
わたしは特定の宗派を持っていませんが、あらゆる宗教の教えには助けられてきました。(ちなみに幼稚園はカソリックで毎週日曜は礼拝しに行ってました)
都合よく、いいとこ取りしているのは本来違うのでしょうが、宗教の教えには人を救うための教えが多くあります。
この番組では宗教だけでなく、その人それぞれの人生に起きたことから学んだ、選んだ、生き方や死生観についていろいろな人が語ります。そこが本当に面白くて惹かれるのです。
生きてれば、本当にいろいろなことが起きるから。
ラジオでも週末の早朝って宗教番組がよくやってて、それも好き。(しかも中学生くらいの時からw)
わたしは6歳の時に突然「死生観」について考えるようになりました。
ある日、眠りにつく布団の中で暗い天井を眺めていた時に突然。
それからそのことが頭から離れたことはなく、むしろ人生の命題になりました。
だから、ヨガに出会ったのも必然だと思うし、だから死ぬまで止められないんだと思う。
ま、そんなこんなで私にはドンピシャに興味深く心に突き刺さり、染み渡るものがこういうものなのです。
ある日、めいちゃん(吉川めい先生)とランチした時に「こころの時代っていうのが毎週楽しみで」って言ったら、「え?」って言われて時が止まったけどね(笑)