それは休憩を挟まないようにすること。
疲れてきたり、苦手なポーズの前には色々と「準備」時間をとるようになってきます。
それがいつしかルーティーンになり、儀式のように決まった時点で汗を拭いたり、ラグを直したり、髪を直したり、それがあたかも必要な時間のように練習時間に組み込まれていきます。
で、これを言ってて一番耳が痛いのはこのわたしー!(笑)
ヨガの練習は意識の練習でもあります。(耳タコ)
常に意識を向ける対象があるので、そこから逸れないように、道を外れそうになったら、早めに気づいてハンドルを切って元に戻ってくる必要があります。(分かってる!)
だけど、そう簡単に出来ないのが練習でもあったり。
で、私が「あーやばい、疲れた。休憩入れたい......」と考え始めた事に気づいたら、「5呼吸」だけ挟むというやり方をします。
この5呼吸のうちに乱れた呼吸と散漫しがちな意識を、一呼吸ごとに戻していく、ということをします。
ゆっくり5呼吸し、意識をうまくつなぎとめることが出来たならば、終わった後の練習の全体感が味わえます。
だけど、完全にアーサナ間に異なるリズムの呼吸が入ったり、意識を呼吸に留めておくことが出来なかった時は、アーサナは出来たかもしれないけど、終わった後の課題が残った感が否めない(笑)
あとは練習中にラグを敷くとか、トイレに行く際も、わたしは練習中と同じ呼吸を続けます。リズムを変えず、深さを変えず、意識がどっか行かないように。
とは言え、完全にいつも出来てるわけじゃないけど、念頭には置いています。(い、一応...)
昔、サーティファイドティーチャーのドミニク先生が「練習は音楽、ダンスのようにリズムがとても大切」といっていたのですが、これに激しく同意です。
ということで、きっとみんな当たり前に、このようなことを意識してやってるんだろうけど、改めて大事だなーと思ったので書き留めておきます。